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ニュースリリース

2006/06/02
US Press Release Summary-オラクル、通信業界向けの包括的なサービスデリバリプラットフォーム(SDP)のロードマップを発表
〜通信事業者、サービスプロバイダ、システムインテグレーター、企業を対象としたキャリアグレードソリューションにより、既存のITおよびネットワーク投資の拡大と、収益を創出する迅速なサービス展開を実現〜

2006年4月18日カリフォルニア州レッドウッドショアズ発 ――オラクルは本日、ミドルウェアおよび情報管理におけるリーダーシップとキャリアグレード通信インフラストラクチャで培ってきた実績に基づき、通信業界に向けた標準規格ベースの包括的なサービスデリバリプラットフォーム(SDP)のロードマップを明らかにしました。Oracle SDPは、通信事業者、サービスプロバイダ、システムインテグレーターがこれまで費やしてきた縦割りのネットワークへの投資をサービス指向アーキテクチャ(SOA)へと発展させるためのものであり、現行および次世代のIP(Internet Protocol)ネットワークで新たな音声、データサービスとあらゆるマルチメディアサービスの展開に要する時間とコストを削減します。また一般企業は、最新のVoIP(Voice-over-IP)アプリケーション、モバイルアプリケーション、リアルタイムアプリケーションに必要とされる強固な基盤を実現するOracle SDPを使用することで、自社内の通信インフラストラクチャを拡張できるようになります。

Oracle SDPは、IT技術とネットワーク技術の融合を活用することで、キャリアグレードの信頼性、リアルタイムのパフォーマンス、従来型のネットワークおよび次世代のIPネットワークへの接続性、OSS/BSS(オペレーション・サポート・システム/ビジネス・サポート・システム)へのインタフェースを備える、拡張性の高いプラットフォームを実現する計画です。

Yankee Groupのワイヤレス/モバイル技術バイス・プレジデント、フィリップ・マーシャル(Philip Marshall)氏は次のように述べています。「IT標準規格に基づくサービスデリバリプラットフォーム(SDP)は、インタラクティブでメディアリッチな次世代データ・サービスの開発の基盤として、通信事業者に素晴らしい価値を提供します。特に、即座に使用可能なサービスと、標準規格インタフェースによるOSS/BSSとの統合による投資対効果の早期実現を可能にするサービスデリバリプラットフォーム(SDP)は魅力的です。安定的で、成熟した、キャリアグレードの製品ポートフォリオを幅広く提供可能なベンダーは明らかに競合優位性があります。」

<Oracle SDP – 業界ニーズに基づくロードマップ>
Oracle SDPは、ネットワーク中心のアプリケーションに向けてOracle Fusion Middlewareを拡充し、従来型のネットワークやIMS/MMDに基づく次世代ネットワークおよびVoIPネットワークを経由した、次世代のモバイル/音声サービスやエンタープライズ・アプリケーションへのアクセスを実現します。この新しいOracle SDPロードマップには、通信事業者や一般企業の通信ニーズに特化した幅広いミドルウェア機能群が盛り込まれます。その内容は以下の通りです。

<Oracle SDP – 提供中の機能>
・ IMS/MMDサポート:Oracle SDPは、業界をリードするSIP(Session Initiation Protocol) Application Server、Presence Server、Proxy Registrar、Locationを備えることで、完全なIMS/MMD対応インフラストラクチャを実現します。オラクルは、HotSip社の買収に伴ないSIPテクノロジーを獲得しています。

・ 従来型ネットワークのサポート:Oracle SDPは、従来型の通信ネットワークをサポート、活用するのに不可欠な非同期イベントドリブンのプログラミングを実現するため、業界標準のJava API Parlay X Web Services標準規格をサポートしたJ2EEプログラミング環境を提供します。オラクルは、キャリアグレードのParlayテクノロジーソフトウェアを提供しているノルウェーのNet4Call社を買収したことに伴ない、ParlayとSLEE技術を獲得しています。

・ ネットワーク・アダプテーション・レイヤー:Oracle SDPは、SDP環境を既存のネットワークエレメントおよび通信機器と接続するための豊富なアダプタを提供し、既存の投資を有効に活用しながら、事業者による迅速な新サービス展開を実現します。

・ メッセージング:Oracle SDPは、SMSやMMSを含む各種標準プロトコルを介して携帯端末からコンテンツにアクセスする機能を提供します。

・ キャリアグレード通信インフラストラクチャ:Oracle Database 10g、Real Application Clusters、Oracle TimesTen In-Memory Databaseなどにより、拡張性の高い常時稼働のリアルタイムサービスをサポートします。これは、ミドルウェア層およびデータベース層全体での包括的な可用性が極めて重要な通信環境においてとりわけ有用です。

<Oracle SDP – 将来の機能に関する計画>
・ 呼制御と課金機能:IMS/MMDおよび従来型ネットワークにおける呼制御機能、SDPと課金システムを迅速に統合する課金機能を提供します。

・ デバイス管理とデバイスレポジトリ:標準規格ベースのデバイス管理と包括的なデバイスレポジトリ機能を提供します。

・ 即座に使用可能なサービス:早期に投資対効果を得るため、モバイル・コンテンツ配信、VoIP、仮想PBXなどの直ちに展開可能なサービス群を提供します。

<Oracle SDPの優位性>
Oracle SDPは、さらなる完全な標準規格ベースのソリューションを提供し、以下のような優位性を実現する計画です。

・ 包括的な機能群:オラクルは、サービスデリバリプラットフォーム(SDP)における業界最高の統合スイートを提供し、業界他社のいずれと比較しても比類のない機能群を提供する計画です。事業者は新サービスの展開に際して、既存資産を発展させることも革新させることも可能な柔軟性を手に入れることができます。

・ 統合ユーザープロファイル管理:ID管理とミドルウェア領域とで他に類を見ない有力な立場にあるオラクルは、ユーザのプロファイルと嗜好に応じて高度に個別化したサービスの提供を可能にします。

・ 統合プログラミング環境:単一のJ2EEプログラミング環境において、次世代と従来型のネットワーク、およびOSS/BSSとのインテグレーションをサポートし、サービス開発、インテグレーション、開発者の管理を簡素化します。

・ ホットプラガブル:Oracle SDPは、Oracle Application Server、OC4J、JBoss、WebLogicを含む、各種アプリケーションサーバーをサポートする計画です。

・ エコシステム:Oracle Fusion MiddlewareとOracle Databaseの上に成り立つ業界ノウハウ、ソリューション提供により、ネットワーク機器メーカー、システムインテグレーター、独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)からなる大規模なエコシステムを提供します。

・ 即座に使用可能なサービス:収益実現に数カ月もの開発期間を要するようなプラットフォームのみの提供とは異なり、Oracle SDPは、直ちに展開、または開発用テンプレートとして使用可能なサービス群を同時に提供します。

オラクルのサーバー技術開発担当 シニア・バイスプレジデントであるトーマス・クリアン(Thomas Kurian)は次のように述べています。「私たちが目指すのは、市場のニーズを満たし、包括的で拡張性の高いIPベースのサービス・プラットフォームの提供です。オラクルは、現在の固定網、携帯網においてのみならず、将来の統合IPネットワークにおいても価値を提供する新しい通信サービスの開発と展開にとって理想的なプラットフォームを開発します。

● 出荷について
Oracle Service Delivery Platform(Oracle SDP)の主な機能は既に提供が開始されており、世界の数社のサービス・プロバイダーによって利用されています。さらなる機能拡張のされた製品については、2006年内に提供が開始される予定です。詳細は、下記をご覧ください。
http://www.oracle.com/corporate/pressroom/conference-call.html.

● オラクルについて
オラクルは世界最大の企業向けソフトウェア会社です。オラクルに関するより詳しい情報は、http://www.oracle.com をご覧ください。

● 商標登録
Oracle、JD Edwards、PeopleSoft、SiebelはOracle Corporationおよびその関連会社の登録商標です。その他の名称はそれぞれの会社の商標です。

上記の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約に組み込むことはできません。上記の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料とはなりえません。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されす。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報部 野見山
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/

●本発表に関する日本市場における取り組みについて
モバイル番号ポータビリティ(MNP)開始を控えた携帯事業者、付加価値サービスの展開を急速に推進する固定事業者、そして新たなビジネスモデルを創出するすべての事業者・サービスプロバイダにとって、サービス提供環境のSOA化による既存資産の有効活用、新サービス展開におけるTime To Market の短縮を実現するSDPへの期待はますます高まっております。こうした市場環境を踏まえ日本オラクルは、日本国内においても多くの実績を持つ 「Oracle Fusion Middleware」 を核とする Oracle SDP の展開を積極的に推進します。

日本ヒューレット・パッカード株式会社によるエンドースコメント
日本ヒューレット・パッカード株式会社は、「Oracle SDP」の日本市場展開を歓迎いたします。日本HPは、通信事業者のサービス基盤をSOA化するSDPに対する需要が、NGN(Next Generation Network)の実装と同期して飛躍的に高まって行くと考えています。海外ではその実装の具体化が広く普及し始めている一方で、日本国内市場はまだ未発展という状況にあります。そうした中、SDPを実現する新しいソリューションの日本市場投入は、日本国内の通信事業者へ多くのメリットをもたらすと考えています。

日本ヒューレット・パッカード株式会社
マーケティング統括本部 インダストリ・マーケティング本部 本部長 九嶋 俊一