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ニュースリリース

2009/03/31
フラクタルシステムズ、「Oracle Coherence」を活用し、高速取引を実現する外国為替証拠金取引システムを開発
〜急増するFX取引による大量取引の高速処理とIT監査への対応を推進〜

- 日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄、以下 日本オラクル)は本日、フラクタルシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区岩本町、代表取締役社長:中川 正弘、以下 フラクタルシステムズ)が「Oracle Fusion Middleware」の1コンポーネントであるインメモリ・データグリッド製品*「Oracle Coherence」(オラクル・コヒーレンス)を活用し、安定かつ高速処理を可能にする外国為替証拠金(FX: Foreign Exchange)取引システムの提供とIT監査への対応強化を目的に、同社の外国為替証拠金取引システム「U-Forex1」(ユー・フォレックス・ワン)を開発したと発表しました。
* インメモリ・データグリッド製品:複数サーバーで仮想的な共有メモリ領域を実現することにより、大量のデータを高速処理する技術
- フラクタルシステムズは、FX取引システムなどの開発とサービスを提供する企業です。外国為替証拠金取引市場は、金融庁による個人投資家の保護政策の推進による取引環境の整備が進み、個人投資家の規模はこの市況下においても拡大傾向にあります。
* (参考資料)2008年3月期の口座数は123万件と前年比92%増、2009年3月期には179万口座に到達する見込みです。(矢野経済研究所 外国為替証拠金取引の動向調査結果 2008)
- フラクタルシステムズは、FX取引市場における投資家の増加とビジネス拡大にあわせて、「Oracle Coherence」を活用して、FX取引企業向けの外国為替証拠金取引システム「U-Forex1」を開発しました。今回のシステム開発では、フラクタルシステムズが従来から提供するFXシステム「Forex1」の機能や性能を維持しながら、データグリッド化による高可用性、FX取引の会員数増加や市況の変化に対応できるシステム基盤の拡張性、および、約定率の向上、ロスカット*や値洗い*処理の短縮によるリスク管理対策への対応を強化しました。これにより、フラクタルシステムズの新製品は、FX取引企業の顧客サービスの拡充と収益の増加を支援します。
*ロスカット:預託された資金以上の損失を防ぐため、一定の損失が発生した場合に、各金融機関の規定に基づき自動的かつ強制的に取引を終了する制度
* 値洗い:保有するポジションの時価評価を行うこと
- フラクタルシステムズによる「Oracle Coherence」の採用は、急増するFX取引の利用者とそれにともなう大量トランザクションに対して柔軟な対応をしつつ安定した高速処理を行うことを目的としています。フラクタルシステムズは、事前の検証段階にて「Oracle Coherence」を活用した取引データの更新処理性能を検証した結果、1秒あたり約500件の取引、レート配信では1秒あたり1,000レートの更新を確認しました。「Oracle Coherence」により、サーバーのノード追加でシステムを止めることなく共有メモリ領域と処理能力を増強でき、適切かつ信頼性の高いインメモリ・データグリッド技術で大量トランザクションに対する高速処理が維持されます。これにより、同システムにおける処理性能のさらなる向上や顧客要望への早期かつ柔軟な対応とともに、トランザクション量の増加に左右されない高いサービスレベルを提供することが可能になります。
- フラクタルシステムズでは、2009年7月から新製品「U-Forex1」の販売を開始します。
●フラクタルシステムズ株式会社について
設立:1997年3月12日
資本金:2億4,510万円(2009年3月31日現在)
従業員数:87名
おもな事業: 金融情報系システムやオンライントレードシステムの開発と提供
(商品、外国為替および証券オンライントレードシステム、金融情報系システム、ECサイト向け電子商取引システムなど)

●「Oracle Coherence」 について
「Oracle Coherence」は、複数ハードウェアを横断した仮想的な共有メモリ領域を実現し、ハードウェアのメモリ上限値に依存しないインメモリ高速処理を可能にするサーバー製品です。この共有メモリ領域内でメモリ・データのバックアップを内部的に維持することによって、ハードウェアやネットワークの障害を透過的にフェールオーバーする、高信頼性インメモリ・データ管理を可能にします。大量データに対するデータ処理や計算処理の高速化、金融機関やオンラインストアなどの大量のリクエストを高速処理するための基盤として利用されています。

●関連リンク
「Oracle Coherence」

業種別 解決シナリオ
ニュースリリース: オラクル、「Oracle Coherence 3.3」の提供開始を発表
顧客事例ニュースリリース:
インタートレード、「Oracle Coherence」を活用し、証券トレーディングシステムの新製品を開発


<参考> Oracle OpenWorld Tokyo 2009 Application Grid関連お勧めセッション
NGNサービスを支える情報システム (セッション番号:SS01-08)
東日本電信電話株式会社 田代 淳一氏
日 時: 4月22日(水)11:30-12:20

Application Gridアプローチ:先進海外事例に学ぶ可用性と利用率の高め方 (セッション番号:SS01-24)
オラクル・コーポレーション ブライアン・オリバー
日 時: 4月22日(水)11:30-12:20

詳細はOracle OpenWorld Tokyo 2009 公式ページ をご覧ください

●日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数2,251名(2008年 11月末現在)。

■本件に関するお問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 広報室 小林
プレスルーム
YouTube日本オラクル広報チャネル

* Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標です。