ニュースリリース

2003/06/16
東芝ITソリューションと日本オラクルがXMLを利用した電子帳票システムを共同提供
ネイティブXMLデータベース機能と、業界標準のXML開発環境により、効率的な電子帳票の作成・管理を実現

東芝ITソリューション株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:佐藤 邦隆)と日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅 正明)は、XMLデータを利用した効率的な電子帳票システムを共同で提供することを発表します。本システムは、東芝ITソリューションのXML統合開発環境「xmlspy 5」とXMLエディタ「authentic 5」および、日本オラクルのネイティブXMLデータベース機能「Oracle XML DB」とを連携して提供しています。本システムを利用することにより、ユーザーはあらゆる電子帳票のデータを簡単かつ効率的にXMLデータで作成し、そのまま「Oracle9i Database」に格納・管理することができます。

従来、電子帳票のデータはテキストデータで作成されることが主流でした。このため、データをRDBMSに格納する場合はテキストデータに属性を持たせ、文書データとして扱うための作業やアプリケーションが必要でした。

本システムでは、多彩な機能と使いやすいユーザーインターフェイスで評価の高いXML統合開発環境「xmlspy 5」とXMLエディタ「authentic 5」を利用して、電子帳票データにXMLで属性を指定し、「Oracle XML DB」を利用して「Oracle9i Database」に直接格納することにより、電子帳票データの入力・管理に要する手間と時間を削減することができます。また、「Oracle9i Database」を採用しているため、XML専用データベースに比べてセキュリティ、パフォーマンスに優れたデータ管理を行うことができます。

本システムは、電子政府・自治体や、民間のあらゆる企業におけるデータ入力システム、電子申請システム、電子投票システム、営業情報管理システム、カスタマー・サポートシステムなどで利用が可能です。更に新聞業界のNewsMLや金融業界のXBRL(Extensible Business Reporting Language)など、業界標準のXMLに準拠したシステムに至るまで、さまざまな場面でのソリューションにも適用できます。

近年の激しいビジネス環境の変化に伴い、ユーザーが入力するあらゆるデータがインターネットを通じて集約され、情報を蓄積、交換し、価値を共有することが急務となっています。また、昨今のXML技術の発達により、データを文書として扱い、情報の価値を高めることが可能となってきました。しかし、XMLを利用したシステム構築に必要なスキルの習得、開発と時間、管理、運用、機能追加などに対するコストの増大は問題となっています。そこで両社の技術を持ち寄り、XMLによる電子帳票を簡単に作成し、XMLデータをデータベースで直接的に統合・管理するシステムを共同検証・提供しました。

東芝ITソリューションと日本オラクルはパートナーシップを強固にし、本システムの共同営業・マーケティングを推進していきます。第一弾として、7月7日に「xmlspyとOracle XML DBによるアプリケーション構築セミナー」を開催します。

「xmlspyとOracle XML DBによるアプリケーション構築セミナー」概要
◆主催: 日本オラクル株式会社
  東芝ITソリューション株式会社
◆開催日時: 2003年7月7日(月)13:30〜16:40 (受付開始13:00から)
◆会場: 日本オラクル株式会社
  千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート
8F セミナールーム
◆参加料: 無料
◆アジェンダ:
13:30−13:35「ご挨拶」
13:35−14:45「xmlspy概要」
14:45−15:15「Oracle XML DB概要」
15:15−15:30 休憩
15:30−16:30 デモンストレーション
16:30−16:40 質疑応答
◆お申し込み・詳細:
http://www.toshiba-it.co.jp/campain/seminar/detail-110-1.html
◆お問い合わせ:
東芝ITソリューション株式会社
c-ソリューション事業部 共通ソリューション第四部 久保田

「xmlspy 5」について
「xmlspy 5」は業界標準のXML統合開発環境であり、XML、XML Schema、XSL/XSLT、SOAP、WSDLおよびWebサービステクノロジーを含むエンタープライズクラスのアプリケーションの設計、編集およびデバッグを行えます。xmlspy 5は、J2EE、.NETおよびデータベースの開発者のための究極の生産性向上ツールです。

「authentic 5」について
「authentic 5」は、XMLのタグ情報を意識せずワープロ感覚の操作でXMLデータをWYSIWYGに作成することができます。XMLの知識を持たないビジネス利用者がXMLへシームレスに直接考えやアイデアを取り込む事を可能にするXMLエディタです。作成したXMLデータは、XMLデータベースリポジトリに直接保存します。
その後、訂正したり企業のナレッジベースで公開することができます。

「Oracle XML DB」について
「Oracle XML DB」は、「Oracle9i Database」のネイティブXMLデータベース機能です。「Oracle9i Database」のRDBMS技術と、XML技術の利点を同時に活用できます。W3C (World Wide Web Consortium)の規定するXML スキーマを「Oracle9i Database」に取り込む機能、XPathなどのW3C標準規格によってXMLコンテンツの問合せを行う方法やXML文書をデータベースで階層的に管理する機能、FTP、HTTP、WebDAVなど業界標準のプロトコルに対応したXMLリポジトリの機能などを提供します。「Oracle XML DB」により、さまざまなシステムのデータとXMLで記述されたドキュメントデータを、堅牢性・拡張性・パフォーマンスに優れた「Oracle9i Database」で一括管理し、異なる形式で格納されたデータを処理するアプリケーションを効率的に開発できます。

ネイティブXMLデータベースについて
XMLデータをXMLのデータ構造のまま格納するデータベースです。従来のRDBMSをXMLデータに対応する場合に比べて、XMLデータのRDBMSのテーブルへのマッピングや、クエリで抽出したデータの結合・XMLデータへの変換などが必要なく、そのままXMLデータを扱うことができます。しかし、検索性、セキュリティ、パフォーマンスなどは従来のRDBMSのほうが優れています。

東芝ITソリューション株式会社について
東芝ITソリューション株式会社は東芝グループのIT事業強化策の一貫として、2001年10月 1日に株式会社東芝のシステム開発部門である東京システムセンター、東芝エンジニアリング株式会社のIT部門、東芝アドバンストシステム株式会社、東芝システム開発株式会社を統合し発足致しました。東芝ITソリューションは、東芝グループで培ってきた豊富なノウハウと最新の技術、さらにワールドワイドに展開するアライアンス(業務提携)によって、より信頼性の高いシステム構築を実現します。

日本オラクル株式会社について
日本オラクル株式会社はオラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点としたEビジネス構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日の店頭市場への株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,588名(2002年11月末現在)。


■本件に関する報道関係お問い合わせ先:

東芝ITソリューション株式会社
c-ソリューション事業部 共通ソリューション第四部 石崎

日本オラクル株式会社 マーケティング本部 
コーポレート・コミュニケーションズグループ 広報担当:栃尾