全国の約4分の1の水揚げ量を誇る北海道。その北海道の漁業協同組合がまとまって組織された経済連合会が、北海道漁業協同組合連合会(北海道ぎょれん)である。北海道ぎょれんが果たす役割は、北海道の水産物を適正な価格で安定して供給すること。道内で水揚げされる水産物やその水産加工品の販売はもちろん、魚食普及を進める広報活動などを行っている。また、海や河川の環境を守るために、植樹活動など森林保全対策にも取り組んでいる。
従来、北海道ぎょれんの取引先は、荷受・問屋が大半を占めていたが、近年は量販店などとの取引が増え業務が多岐にわたるようになってきた。「現行システムの手直しだけでは十分な対応ができない。システムを全面的に見直す必要に迫られた」と、北海道ぎょれんの事務管理部次長 中塚慎一氏は3年前を振り返る。
現行のシステムは各支店にメインフレームを設置し、分散処理を行っている。全体的な情報の掌握は、夜間バッチを実行。「システムの第一の問題は、バッチ処理のためタイムリーな情報を得られないこと。そしてメインフレームが分散しているため、運用コストも高い。これらの問題を解決するため、本所集中型にしたかった」と中塚氏は語る。
そこで、北海道ぎょれんの情報戦略子会社であるぎょれんシステムとともに、販売、市場、購買、会計という4つの基幹システムを統合した『第4次電算システム』に着手することとなった。
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