ニュースリリース

2002/05/20
日本オラクル、Linux版「Oracle9i Real Application Clusters」提供開始
Linuxで企業向けのソリューションを実現するクラスタ製品をデータベースに実装して、5月24日よりサポート開始。

日本オラクル株式会社(本社:千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長:新宅正明)は高可用ソリューションを実現するLinux版「Oracle9i Real Application Clusters」を5月24日よりサポート開始することを発表いたします。

「Oracle9i Real Application Clusters」は、日本オラクルが提供するデータベース「Oracle9i」に実装するクラスタ製品です。2ノード構成から最大4ノード構成までサポートする「Oracle9i Real Application Clusters」を導入することによって、システムのスケーラビリティと可用性を同時に向上することができます。Linux版で初めて提供される「Oracle9i Real Application Clusters」により、Linuxシステム構築上問題となるノード数、CPU数などの制約が大幅に改善されます。「Oracle9i Real Application Clusters」は、Linuxでシステムを構築するユーザが、より信頼性と高いコストパフォーマンスを確保できる無比のソリューションです。

正式サポート開始にあわせて、5月29日〜31日まで東京・有明の東京ビッグサイトにて開催される「Linux World Expo /Tokyo 2002」(主催:(株)IDGジャパン)の日本オラクルブースにて「Oracle9i Real Application Clusters」のデモンストレーション展示が行われます。


「Oracle9i for Linux」について
「Oracle9i Database」のLinux OS対応版で2001年10月24日より出荷を開始しています。Linux上のデータベースにおいて、オンラインメンテナンス機能の付加やPGA(Program Global Area)・ロールバックセグメントの管理機能を自動化するなど、「Oracle9i」の基本機能をすべて装備しています。更に、最新のカーネル2.4に対応し、大規模システム構築に必要な大容量メモリ、2GBを超えるファイルシステムなどの機能をサポートしています。

「Oracle9i Real Application Clusters」について
前バージョン「Oracle8i」から採用された「キャッシュフュージョン」アーキテクチャに基づく新しいデータベース・クラスタリング機能です。従来のデータベース・クラスタリング機能では、ノード数の増加に従ってノードあたりの性能に劣化が生じていましたが、この新機能によりノード数の増加に対して正比例した性能を確保することができるようになります。「Oracle9i Real Application Clusters」によるノードの追加は単にシステム全体の性能向上をもたらすだけではなく、単一もしくは複数のノードの障害が発生しても、残りのノードで運用が継続できることで信頼性の向上をもたらします。
Linux版では、2ノード構成から最大4ノード構成までサポートしています。1ノード毎の搭載CPUは4Wayまでサポートしております。


Linux版「Oracle9i Real Application Clusters」提供企業の取り組み

■デルは、エンタープライズサーバ「PowerEdge 6450」、およびハイエンドストレージ製品「Dell | EMC FC4700」をOracle9i Real Application Clustersと組み合わせたソリューションの共同検証を完了し、「Oracleエンタープライズ・システム・コンサルティング」サービスの一環として提供を開始しました。こうしたハイエンドデータベースソリューションは、コストパフォーマンスに優れたIAアーキテクチャ、Linuxといったオープンスタンダードに基づいており、大変有望です。今回の発表により、Oracle9i Real Application ClustersとLinuxベースのデル製品がOracle9i RACを支えるプラットフォームとして利用されていくことを期待します。

デルコンピュータ株式会社 代表取締役社長 浜田 宏

■NECは、Linux版「Oracle9i Real Application Clusters」の提供開始を歓迎します。NECは、オラクル社が1999年 9月に日本国内ベンダーとして最初にLinux版Oracle8のOEM提供を開始して以来、日本オラクルの子会社であるミラクル・リナックス社に設立時から出資し、ビジネス領域で利用可能なLinux OSの開発にも積極的に関わってまいりました。今回提供される「Oracle9i Real Application Clusters」についても、既にIAサーバ「Express5800シリーズ」での動作認定を取得しており、日本オラクル社と同時出荷を行う予定であります。また、NECはLinux版「Oracle9i Real Application Clusters」がエンタープ
ライズシステム領域にとって非常に重要な製品であると期待しており、「NEC Oracle9iRACソリューションセンター」を新たに開設し、こうした領域への適用を積極的に推進してまいります。

日本電気株式会社 NECソリューションズ 執行役員 伊久美 功一

■ミラクル・リナックスは、「Oracle9i Real Application Clusters」機能が、Linuxプラットフォームにおいて実装されたことを歓迎いたします。これにより、いよいよ本格的にミッション・クリティカルなシステム構築が可能となり、Linuxエンタープライズ市場が拡大すると期待しています。

MIRACLE LINUXは、Oracleとの親和性が高いエンタープライズ向けLinuxサーバOSとして高く評価されてきました。今回の「Oracle9i Real Application Clusters」と「MIRACLE LINUX」の組み合せにより、今後は、いよいよ大規模クラスのデータベースシステム環境をリーズナブルなコストで実現できると確信しています。今後も、ミラクル・リナックスは、日本オラクルの戦略子会社、そしてLinuxサーバOSベンダーとしてハイエンドシステム、データベースシステムを支えるエンタープライズLinuxサーバOSを提供し、強いリーダーシップのもとLinuxビジネス市場をリードしていきます。

ミラクル・リナックス株式会社 代表取締役社長 茂木正之


■本件に関する報道関係お問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報部 玉川 / 栃尾
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/

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