ニュースリリース

2008/03/25
日立プラットフォームと「Oracle Database 11g」で実現するBCMベストプラクティスを公開
〜「Hitachi Universal Storage Platform V」のボリューム容量仮想化機能と「Oracle Automatic Storage Management」の連携および「Oracle Active Data Guard」の有効性を実証〜

株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区、執行役社長:古川一夫、以下 日立)と日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅正明、以下 日本オラクル)は、本日、「Oracle GRID Center(オラクル・グリッド・センター)」において、日立とオラクルが実現する事業継続マネジメント(BCM)プラットフォームソリューションの確立を目指し実施した以下の共同検証成果をベストプラクティスとして公開します。

-1.ストレージのボリューム容量の仮想化を実現する「Hitachi Dynamic Provisioning(HDP)」と「Oracle Automatic Storage Management (ASM)」連携による最適なストレージ管理手法
-2.日立プラットフォームと「Oracle Database 11g」の主要な新機能である「Oracle Active Data Guard」による効率的な災害対策システムの構築と運用管理手法

ビジネスにおけるITシステムの重要性の高まりと共に、安定かつ継続的なシステム稼動とサービスの提供は企業において最重要課題となっています。計画的なメンテナンスや万一の障害におけるシステムダウンタイムの極小化が求められています。
日立のエンタープライズ向けストレージ「Hitachi Universal Storage Platform V」のボリューム容量の仮想化を実現する「HDP」とデータベースの側面からストレージを管理する機能である「ASM」を組み合わせることで運用管理、初期導入コストの軽減およびディスク追加時のサービス無停止を実現します。
また、日立の高信頼ブレード・サーバー「BladeSymphony(ブレードシンフォニー)」と「Oracle Database 11g」を組み合わせることで、ディザスタ・リカバリにおけるスタンバイサイトの有効活用と、システムにおけるハードウェア/ソフトウェア両面からのオンラインメンテナンスを実現します。

検証結果は次の通りです。

-1.「HDP」と「ASM」連携時のベストプラクティスを公開
「HDP」は、ストレージの物理容量に依存せずにサイズの大きなボリューム(仮想ボリューム)を定義できるため、複雑なボリューム容量設計を不要にし、ストレージキャパシティプランニングの手間を大幅に削減します。データのストレージ実記憶領域への配置を最適化することで、ストレージ容量の使用効率を最大化し、顧客のストレージ投資対効果を向上すると同時に、ストレージシステムの省電力、ランニングコストの改善も可能になります。
「HDP」と「Oracle Database 10g」から提供されているストレージ管理機能である「ASM」を組み合わせることで、次のメリットが得られることを実証しました。
・オンライン中のディスク増設にともなうシステム停止が不要
・初期導入コストの削減および容量設計の負荷の削減
・容量管理の負荷の削減
・性能設計の負荷の削減
さらに、今回検証した最適構成および最適構成における運用・構築方法をベストプラクティスとして公開します。詳細は以下を参照ください。

「日立ディスクアレイHitachi Universal Storage Platform VのHitachi Dynamic Provisioning機能とOracle Automatic Storage Management連携時のベストプラクティス・ホワイトペーパー」
http://www.hitachi.co.jp/products/it/storage-solutions/techsupport/whitepaper/index.html

-2.実システムを想定した大規模トランザクション環境での「Oracle Active Data Guard」による有効性の実証
「Oracle Database」の「Oracle Data Guard」はデータベースのディザスタ・リカバリ機能を提供しています。さらに、「Oracle Database 11g」では新たに提供された「Oracle Active Data Guard」により、障害対策のために構築されたスタンバイ・データベースをレポーティング等の参照業務で利用することが可能です。
今回の検証では顧客の利用環境を想定した大規模なトランザクション負荷環境において「Oracle Active Data Guard」によるスタンバイサイトの参照業務での利用、および障害ケースを想定した挙動の検証を行い、スタンバイサイトのリソース活用の有効性、スタンバイ活用下での障害時フェイルオーバー時間の短縮とトランザクション業務の継続性を確認することができました。今回の検証結果はこのソリューションがBCMプラットフォームとして、高い費用対効果と事業継続性を同時に提供できることを示しています。
検証結果と検証にて得られた実績のあるノウハウをまとめ、ベストプラクティスとして公開します。詳細は以下を参照ください。

「日立とOracleが実現するBCMプラットフォームソリューション&Oracle Active Data Guard検証報告」
「Oracle Data Guard 11gフィジカル・スタンバイ設定ガイド」
http://www.hitachi.co.jp/products/it/storage-solutions/techsupport/whitepaper/index.html

日立はこれまでも金融、公共などの幅広い分野において、数十社の「Oracle Data Guard」案件の構築実績があります。今後は、本検証で得られたノウハウをもとに「Oracle Data Guard 11g」構築支援サービスの強化をしていきます。
両社は今後も「Oracle GRID Center」において、BCMを具現化する新しいソリューションの開発および実証を強化していきます。

●「Oracle GRID Center」について
「Oracle GRID Center」は、2006年11月に開設した最先端のグリッド環境を備える検証センターです。オラクルのグリッド技術とグリッド戦略パートナー各社のソリューションを組み合わせた共同検証により、最適構成および最適構成における運用・構築方法のベストプラクティスを作成します。詳細は下記のURLを参照ください。
http://www.oracle.co.jp/solutions/grid_center/

■本件に関するお問い合わせ先
OracleDirect 電話:0120-155-096

株式会社 日立製作所 情報・通信グループ
RAIDシステム事業部 事業企画本部 製品企画部 【担当:真田】
〒250-0872 神奈川県小田原市中里322-2

■報道機関お問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報部 【担当:玉川・鈴木】

株式会社 日立製作所 情報・通信グループ 広報部 【担当:谷井】
〒140-8572 東京都品川区南大井六丁目27番18号 日立大森第二別館

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